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大阪城そば、かつての水運の要衝 天満橋エリア

天満橋
関西地方の中でも近年とくにその存在感を増す注目の地域、大阪。しかし、その魅力はいかんせんバラエティー番組等で一部が不自然に強調されがちで、他府県の方々に正しく伝わっているとは言えません。
ORENGでは、大阪市にて分譲マンションの購入を検討されている方に向け、「住む場所」「生活の場」としての大阪の魅力を発信しています。
今回取り上げるのは、大阪市中央区の天満橋エリア。大阪城の間近に位置するこの場所の風景とは、いったいどのようなものなのでしょうか。

天満橋の歴史

天満「橋」というその名からも分かる通り、この一帯はかつて大阪と京都を結ぶ水運の要といった存在でした。「旧淀川(現:大川等)」を数多くの商業船が行き交い、近畿の経済の文字通り大きな流れを担っていました。
また、この天満橋に程近い天満に伝わる工芸品として「天満切子」が有名です。丸みのあるコンパクトなデザインのガラスコップに飲み物を注ぐと内部の光があたかも万華鏡のようにさまざまな輝きを生みだすという特徴を持ち、非常に高い人気があります。
実は北区に天満橋1~3丁目までが地名としてあるのですが、天満橋から離れていることからか、京阪「天満橋」駅が出来て以降、一般的に駅周辺が天満橋エリアと言われています。

天満橋のアクセス性

天満橋エリア 取材写真
アクセスポイントである「天満橋」駅は、京阪本線および中之島線、Osaka Metro谷町線に通じています。
この線を利用すれば、北区梅田に中之島の他、京都方面にもスムーズにアクセスすることが可能です。

天満橋駅、釣鐘町、島町等周辺

天満橋エリア 取材写真
天満橋エリアの中心的なランドマークである、天満橋駅(天満橋京町)。
同建物内には家電量販店や総合雑貨、100均ショップを備えた「KEIHAN CITY MALL」があり、駅改札からすぐに入店することができます。
天満橋エリア 取材写真
「難波橋(ライオン橋)」「天神橋」とならぶ「浪華三大橋」のひとつ、「天満橋」。
十返舎一九の『東海道中膝栗毛』にもこの周辺の風景が登場したことで知られています。
他の橋同様、夜になるとライトアップが施され、ガラス加工発祥の地天満のシンボル的存在である天満切子模様を映し出します。
天満橋エリア 取材写真
天満橋京町の「八軒家浜船着場」。
この地に存在した八軒の宿場にちなんで名づけられたとされています。
かつて多くの人が船を主な交通手段としていた時代、この場所にあった船着場は今の関西空港やJR大阪駅のような「玄関口」的な存在でした。
現在、そんな八軒家浜の復活プロジェクトによって水上バス「アクアライナー」の発着場として再整備され、かつての賑わいを取り戻しています。
天満橋エリア 取材写真
近年「道の駅」がちょっとした注目を集めていますが、ここ天満橋エリアには「川の駅 はちけんや」があります。
その名の通りこの駅では、水陸両用バスに乗り大川を行く「ダックツアー」が楽しめるのです。
天満橋エリア 取材写真
北浜や中之島同様、この天満橋もビジネスエリア。
昼間になると多くのオフィスワーカーが街中を行き交います。
官公庁が近い為か士業の事務所もたくさん見られます。
天満橋エリア 取材写真
「大阪府立労働センター エル・おおさか」。
大阪の労働に関するあらゆる情報が取得できる施設です。
会議室や宴会場の利用などもできます。

天満橋エリア 取材写真
メインストリートとは正反対に、京町や釣鐘町の路地、いわゆる「旧高倉筋」と呼ばれるエリアに入ると、そこは素朴な町並み。
石づくりの長い階段をはじめ、絵になりそうな風景がたくさん存在しています。
天満橋エリア 取材写真
かつてこの一帯は、「熊野三山」へ至る「熊野街道」の起点となる地域でした。
京からこの地へ船で訪れ上陸、その後ここから南下して四天王寺、住吉大社を経由して熊野に参っていました。この区間の一部を「御祓筋」と呼ばれており、平安時代中頃から鎌倉時代にかけては「蟻の熊野詣」と呼ばれる情景が見られたと伝えられています。
天満橋エリア 取材写真
「北大江公園」。
遊具は少ないものの敷地は広く、子どもをのびのびと遊ばせやすい環境です。
入るためには階段をあがる必要があります。
天満橋エリア 取材写真
「釣鐘屋敷跡」。
三代将軍徳川家光のころ、地子銀(土地税)の永久免除を約束された町衆が、その恩恵を後世にまで伝えるために建設した屋敷であり、かつては1日12回その鐘が街中に響くように鳴らされたそうです。
現在でもコンピューター制御により8時、12時、そして日の入りに鐘が鳴らされます。
ご興味があるならば、その時刻にこの場所へ立ち寄ってみるとよいでしょう。

大阪府庁、大手前等周辺

天満橋エリア 取材写真
青空を反射するその外装が印象的な「OMM(オオサカマーチャンダイズマート)ビル」。
大規模展示に会議、テナント物件にと、ビジネス向けのあらゆる利用が可能となっています。
天満橋エリア 取材写真
「大阪歯科大学天満橋学舎」ならび「大阪歯科大学付属病院」。
この他にも「大手前病院」「大阪国際がんセンター」など、天満橋エリアには大型の医療施設が豊富です。
天満橋エリア 取材写真
「大阪府庁舎」。
咲州にある「さきしまコスモタワー」が名所としてよく知られていますが、この大阪府庁舎本館も、大正時代に竣工された歴史的価値の高い建築物として根強い人気を誇っています。
天満橋エリア 取材写真
「大阪歴史博物館」。
同博物館の地下には本物の「難波長柄豊碕宮(なにわながらとよさきのみや)」の遺跡が存在しており、その一部を見学することができるようになっています。
その他、古代から現代までの大阪の歩みに関する展示も豊富に取り揃えられており、ファミリーでも一人でも楽しめる場所です。
天満橋エリア 取材写真
天満橋エリアと言えば、なんといっても「大阪城(旧:大坂城)」でしょう。
近年の大河ドラマでも描かれた「大坂夏の陣・冬の陣」が有名ですが、その後さらに時代を経た幕末「戊辰戦争」時にも官軍の拠点として幕府最後の将軍徳川慶喜が入城したという記録が遺されています。
そんな大阪城ですが、現在でも大阪のランドマークとして国内外から多くの観光客が訪れています。
天守閣をはじめとする観光的な見どころのみならず、「大阪城公園」や「大阪城ホール」など、多目的に利用できるスポットも盛りだくさんです。

まとめ

以上、大阪市中央区 天満橋エリアの実地レポートでした。
様々な歴史的遺構が残るこの街で、大阪城のある景観とともにゆったり子育て、という生活も魅力的ではないでしょうか。
このエリア付近のマンションを購入すれば、「水の都」らしい暮らしを満喫できることは間違いありません。