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これからは「住む街」にもなる。心斎橋エリアの魅力

大阪、とくに大阪市内には、さまざまな顔を持ったユニークな街並みがたくさん存在しています。その中には、光る魅力を持ちながらも、それまで「住む街」としてはあまり注目されてこなかった場所も、少なからず存在します。

そのうちのひとつが、大阪市中央区心斎橋です。この一帯はショッピング街として若い人々の間で支持されてきましたが、生活居住の場としてはそれほど評価されていませんでした。
しかし近年では新築マンションの施工事例もあり、改めて「住む街」として再評価されるタイミングが訪れつつあります。

今回は、そんな心斎橋の風景を実地レポートいたしましょう。

心斎橋の歴史

日夜大勢の若者でにぎわうこの心斎橋エリアですが、その名称が歴史上に現れるのは江戸時代のことです。
この心斎橋という地名はそもそも「長堀川(昭和46年埋め立て)」に架けられていた橋の名前であり、開削者の一人である岡田心斎にちなんで名づけられたという説が有力です。

心斎橋は時代を経て石橋、そして鉄橋へと造り替えられていきました。
とくに明治6(1873)年に鉄橋へと生まれ変わった際は当時非常に珍しいということもあり、絵葉書や写真の多くに当時の情景が映し出されることとなりました。

1962(昭和37)年における長堀川埋め立ての際に心斎橋も撤去され、現在では長堀通を横切り心斎橋商店街をつなぐための歩道橋に復元したものが存在しています。

心斎橋のアクセス性

心斎橋エリア 取材写真

ショッピング街として多くの人々が訪れる場所だけあり、そのアクセス性も良好です。
Osaka Metro「心斎橋」駅は御堂筋線、長堀鶴見緑地線につながり、さらに駅地下に広がる「クリスタ長堀」を歩いていけば徒歩5分程度で「長堀橋」駅(堺筋線、長堀鶴見緑地線)、「四つ橋」駅(四つ橋線)へアクセスできるようになっており、さまざまな場所から訪れることが可能です。

御堂筋

心斎橋を語る上で、「御堂筋」を外すことはできません。
地下鉄心斎橋駅を大きく縦に横切るように伸びているこの道路が開通したのは昭和12年。飛行場と間違われるほどの長さを持つこの道路を中心とした都市イメージを守るため、周辺のビルに「百尺制限」なる大きさの基準を設けた話もよく知られています。
自動車が行き交う交通インフラとしてのみならず、「大阪マラソン」や「御堂筋kappo」といった市民参加型ビッグイベントの舞台としても毎年利用されています。

近年、国際博覧会(万博)が開催される2025年度を目途に、「車中心の道路」から「人中心のにぎわい空間」に転換していく方針が吉村洋文大阪市長より掲げられています。
このプロジェクトが具体化し、6車線のうち側道2車線が歩道化されれば、心斎橋の景観、このエリアの活気にも大きな影響を与えることとなるでしょう。

心斎橋の景観

心斎橋エリア 取材写真

心斎橋の「顔」的な存在と言えば、やはり「大丸」こと「大丸心斎橋店」でしょう。
その歴史は江戸時代中期と古く、当初は呉服問屋として運営が行われてきましたが、昭和初期の改革によって百貨店へと成長。
その後もバブル崩壊による不景気を乗り越え、「三越」とならぶ百貨店業界「西の横綱」として現在も君臨し続けています。

心斎橋エリア 取材写真

「心斎橋OPA(オーパ)」。
心斎橋におけるファッション、そしてカフェ・スイーツグルメの拠点といってもよい大型商業施設です。

心斎橋エリア 取材写真

心斎橋エリア 取材写真

アメ村と言えばやっぱりアパレル。
若者向けから落ち着いた雰囲気のものまで、さまざまなファッションを揃えることができるでしょう。

心斎橋エリア 取材写真

アメ村の中心的存在であり、待ち合わせ場所として利用されているのが「御津公園」。
その形状から「三角公園」とも呼ばれています。

心斎橋エリア 取材写真

全国チェーンとして知名度も高い「TOKYU HANDS(東急ハンズ)」。
実用的なアウトドアグッズから文房具、さらにはユニークなインテリアにパーティグッズなど、幅広いニーズに応えてくれます。

心斎橋エリア 取材写真

ロイヤルホテルとして高いステータス性を持つ「ホテル日航大阪」。
創業30年のこのホテルは心斎橋における宿泊施設の中でもひときわ高い人気で、この場所で”泊まる”ということ自体に大きな価値があるとすら言えます。

心斎橋エリア 取材写真

この心斎橋エリアを訪れる人間の購買欲は非常に高く、こういったロイヤルブランドのショップも多数です。

心斎橋エリア 取材写真

地下ショッピング街「クリスタ長堀」も要チェックです。
アパレルや日曜雑貨、飲食店のみならず、占いショップ等ユニークなお店もオープンしています。
詳しくは今後の記事で扱うこととしましょう。

心斎橋筋商店街

心斎橋エリア 取材写真

この心斎橋は最先端のショッピングエリアとしての他、「昔ながらの買い物の街」としての顔もまた持っています。

心斎橋エリア 取材写真

そんな心斎橋の別の一面を体感できるのが、「心斎橋筋商店街」です。
江戸期よりこの心斎橋は「ぬり物屋、書物屋、古道具や、経師や、琴三味線、かざりや、其外諸商売多し」と当時の文献に評されるほど「商いの街」として知られており、とくにこの商店街はそうしたかつての姿ももっとも色濃く受け継いでいます。
長堀通を跨ぎ、浪速区まで伸びるこの大きな商店街には、食料品店や日曜雑貨、その他さまざまなお店が軒を連ねているのです。

心斎橋エリア 取材写真

心斎橋という土地柄、この商店街内にもアパレルショップが多数出店していますが、どちらかといえば女性向けのお店がやや多め。

心斎橋エリア 取材写真

裏通りにもお店がズラリ。
数としては飲食店が目立ち、中には知名度の高い昔ながらの名店も。

心斎橋エリア 取材写真

商店街の中には昔ながらの喫茶店なども。
スイーツショップも充実しています。

心斎橋エリア 取材写真

各種診療所や整体サロンもあり、健康に関する困りごとにも対応してくれそうです。

まとめ

以上、大阪市中央区心斎橋エリアの実地レポートでした。
飲食店、衣類量販店、雑貨店などが豊富なこの街は、「住む」にあたっても比類ない魅力を誇っていることがお分かり頂けたかと思います。
記事を通じて、「心斎橋に住む」ことのイメージを少しでも湧かせて頂けたならば幸いです。