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【新築マンション購入】値引き交渉のコツやタイミング

人生でそう多くはない新築マンションの購入。少しでも費用を抑えて購入したいと考えている方もいるのではないでしょうか。実は新築マンションを購入する際は、状況次第によっては値引き交渉をすることも可能です。

今回は、新築マンション購入の際に値引き交渉をするコツについて紹介します。

新築マンションで値引きしてもらう3つのコツ

中古物件の場合、売り主が1日でも早く手放すために、値引き交渉に応じてくれることは珍しくありません。実は一部の新築マンションでも、さまざまな事情により値引き交渉が可能なケースがあります

まずは、新築マンション購入における値引き交渉の具体的なコツを3つ紹介します。

1.マンション値引きの相場について把握する

事前知識がない状態で値引き交渉をしてしまうと、不動産会社は値引き交渉には応じてくれないことがほとんどです。円滑に話を進めるために、最低限の知識としてマンションの値引き相場を把握したうえで交渉に臨みましょう。

新築マンションの値引き交渉では、一般的に3つの目安が参考になります。

・諸費用の2~3%
・諸費用の5%
・諸費用の10%

値引き額を左右するポイントは、販売状況の「逼迫度(ひっぱくど)」です。販売状況がひっ迫する原因にはさまざまなシチュエーションが考えられます。たとえば、物件が売れ残っていたり、近隣に人気の高いライバル会社の新築マンションが建設されたりなどがあげられます。

交渉材料とするためにも、周辺のマンションの相場情報も把握しておきましょう。相場よりも高い場合は理由を問いただすことで値引き交渉につながる可能性があります。

2.本気で買う姿勢を見せる

売れ残り期間が長かったり、近隣に同等の新築マンションの建設予定があったりする場合は、担当者としては多少の値引きをしてでも早めに完売させたいものです。

必ず買ってくれると分かっている相手の値引き交渉には、前向きに応じてくれます。営業担当者をその気にさせるためには、交渉姿勢が重要です。以下のポイントを意識して真摯に値引き交渉を進めましょう。

・誠実な態度をとる
・購入への高い意欲を見せる
・交渉に前向きな姿勢を見せる
・担当者に好印象を持ってもらう

売れ残り期間の長い物件であっても、必ずしも値引きに応じなければならない決まりはありません。営業担当者に「この人なら値引きしても良い」と思ってもらえるような言動を心がけ、味方につけることが大切だといえるでしょう。

たとえば、「アンケートの項目をできる限り埋める」「住宅ローンの仮審査を先に行う」などは、不動産会社から購入意思があるとみなされます。本気度を見せるために、自分のほうから具体的な希望金額を提示する手も有効です。

3.交渉に有利なタイミングを狙うようにする

新築マンションの値引きは、不動産会社にとっては販売戦略のひとつです。値引きしやすいタイミングがあるため、交渉時期を見極めて話を進めましょう。ベストな時期に値引き交渉を進めると、販売金額に対して大幅な値引きが期待できます。

逆に言えば、値引きをするようなタイミングでもない時期に値引き交渉に応じる場合は、なんらかの事情があるとも考えられます。同じマンション内でも日当たりなど条件の悪い部屋や、エリアの相場とはかけ離れた価格設定をしているなどです。

値引き交渉の詳しいタイミングについては、次の項目で紹介します。

新築マンションが値下げになるタイミング

新築マンションが値下げされる理由はさまざまです。新古マンションなど販売会社の経営上の事情によって未入居のまま竣工から一定期間経っている物件もあれば、竣工直後の物件が値引き可能なこともあります。

前述したように、交渉に適したタイミングを狙うことは、大幅な値下げにつながります。
ここからは、値引き交渉に最適なタイミングについて2つ紹介します。

売主の会社の決算期

売主となる会社の決算期は、竣工から日の浅いマンションも値引き交渉しやすいタイミングです。車のディーラーが決算期に値引きしてくれるように、マンションも決算期直前を狙うとその他の時期以上に安く購入できるでしょう。

売主会社の決算期は、3月ごろに集中しています。営業担当者の多くはノルマ達成のため値引き交渉に応じやすく、会社も売り上げ計上のため、値引きに対して寛容的になる時期です。

決算期を狙って値引き交渉をするときは、会社の決算期の1か月前がおすすめです。値引き交渉・ローン審査・各種手続きなどのステップを含めると、少なくとも引き渡しまでに1か月程度かかります。そのため、遅くとも2月末の週には交渉を始めましょう。

ただし、2月~3月は引っ越しの時期にも重なるため、値引き交渉にこだわり過ぎると他の購入希望者に先を越されるリスクが高まってしまいます。

売り手側としても、値引き交渉なしですぐ購入してくれる買い手を優先したいと考えています。そういった事情からも、希望物件を手に入れるには、値引きにこだわり過ぎないことも大切だと覚えておいてください。

残戸数が残り少なくなった時期

発売から一定期間が経ち、数戸のみ売れ残っている状況も値引き交渉に最適です。たとえば2~3戸残っている場合、売主の会社は早く完売させるために特典を用意しています。

以下のような特典や情報が大々的に宣伝されている場合、値引き交渉に応じてくれる可能性が高いと見て良いでしょう。

・キャッシュバックキャンペーン
・限定1邸の特別価格
・家具つきモデルルーム販売
・有料オプション分をサービス

このように、特典には現金キャッシュバックの他、商品券や人気の家電プレゼントなどもあります。

家具つきのモデルルーム販売は新聞の折り込み広告やポスティングなどで大々的にPRされるため、見かけたことのある方も多いかもしれません。本当にモデルルームが販売されているケースもありますが、多くは中途半端に売れ残った数戸を完売させるための営業戦略です。

見学に訪れると「同様のキャンペーンを他の部屋でも行っています」と複数の物件を見せてくれます。そのようなときは、他の購入者に内緒で値引き交渉に応じてくれる可能性があります。

交渉すると広告上の値引き後価格以上に値引きしてくれる場合もあります。こまめにホームページや広告情報をチェックし、気に入った物件は早めに交渉を進めましょう。

値引き交渉を行う際はマナーを守ろう

あくまでも値引きというのは、売り手側の厚意によるサービスです。常識的な範囲の希望額を提示し、無理に値引きを強要することはやめましょう。

また、値引き交渉は手あたり次第に行うものではありません。値引きしてくれたら必ず購入する物件のみ相談するべきです

相手が値引き交渉に応じたにもかかわらず、「他の物件に決めたから」と一方的に購入を取りやめることはNGです。売主の会社だけではなく、仲介を担っている不動産業者からも信頼されなくなってしまうでしょう。

まとめ

新築マンションをお得に購入する方法として、値引き交渉は有効な手段です。とはいえ、記事冒頭でも説明したように、完売する可能性の高い人気物件ほど値引き交渉は難しいと認識しておきましょう。

値引き交渉を狙うなら、2~3戸のみ売れ残っている物件や、竣工より一定期間経過している新古マンションなどです。これらは交渉次第でお得に購入できる可能性があります。

また、多くの販売会社が決算を迎える3月にかけては、とくに値引き交渉が成功しやすいタイミングです。広告のお得なキャンペーンも参考に、安く買える時期を見逃さないようこまめに情報収集を行いましょう。

本記事で紹介したこれらのコツをふまえて、新築マンションをお得に購入してみてください。