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マンションのコンシェルジュは何をしてくれるのか 必要派・不要派の声

共働きが珍しくない現代では、夫婦ともに家事の時間が取りにくく、協力し合っていても家族でゆっくりと過ごす時間はなかなか取れないものです。遠方からマンション購入を機に引っ越してきたという方も、地元情報に詳しくないため休日の過ごし方がワンパターン化していると悩んでいるのではないでしょうか。

そのようなとき、マンションコンシェルジュが頼りになります。時間を有効に使いたい方や新しい物事に出会いたい方は、マンションコンシェルジュを活用しましょう。

今回は、マンションコンシェルジュについて、サービスの概要や利用するメリットをご紹介します。

マンションコンシェルジュとは?

マンションコンシェルジュというと、「エントランス付近にいつも待機している人」や「管理人」などのイメージを持っている方は少なくないでしょう。

しかし実際は、マンション管理人とマンションコンシェルジュは、仕事の範囲からして大きく異なる存在です。

マンションコンシェルジュとは、住居者の生活を快適にするためのサポート役です。では、具体的にどのような違いがあるのか、この項目ではそれぞれの特徴を解説します。

住人の快適な暮らしをサポート

先ほどお伝えした通り、マンションにおけるコンシェルジュの定義は、住人が快適な暮らしを送れるよう、日々の要望に応えるなどサポートを行う人のことです

コンシェルジュは本来ホテルで客の要望に応えたり、観光の手助けをしたりする客対応のプロのことをさしていましたが、近年はマンションやレストランなど活躍の場を広げています。

ひと昔前は、高級マンションに付加価値をつけるサービスの一環としてコンシェルジュが常駐していました。近年は高級物件に留まらず、都市部の大規模マンションでも導入されはじめています。

もともとコンシェルジュとは、建物を管理する人をさす言葉でしたが、日本でいう「管理人」とは異なる存在です。

マンションコンシェルジュは24時間常駐しているところもあれば、決まった時間帯のみの場合もあります。管理会社から派遣されるケースが多く、利用できる時間帯は物件ごとに異なっています。

管理人との違い

管理人の仕事は、マンションの維持や管理業務に限定します。コンシェルジュと同じく管理会社に雇われている場合が多く、常駐していないところも少なくありません。

どちらも住民の快適な暮らしをサポートする点は同様です。ただし、管理人の仕事はコンシェルジュの仕事と比較すると業務範囲が狭く、サービス内容は限られています。

具体的には、コンシェルジュはコンシェルジュのサービス内容に基づいた業務を担当し、管理人はマンション管理組合が定めた管理規約に基づいた業務を担当します。

ちなみに、管理人が通勤者で常駐していない場合、休日にはコンシェルジュが管理業務の一部を代行することもあるようです。

マンションコンシェルジュのサービス内容

マンションコンシェルジュは、ある程度のサービス内容が決められています。管理会社や物件ごとに詳細は異なり、住人の要望に対してすべて応えてくれるとは限りません。

ただし、基本的なサービスを提供しつつ、トラブル時はマニュアルやサービス一覧にないサポートをしてくれるコンシェルジュもいます。

多くのマンションコンシェルジュに当てはまる基本的なサービス内容は、たとえば「案内・受付」や「取次・手配」などです。

案内・受付

マンションコンシェルジュはエントランスの専用カウンターに常駐しており、案内や受付業務を担っています。具体的な業務内容は、以下のとおりです。

・来訪者の案内や受付
・対応代行やサポート(メッセージ預かり・通訳など)
・館内やマンション周辺の案内
・共用施設の予約受付

来訪者の案内・受付はもちろん、エントランスのオートロック機能に不慣れな入居者のサポートなども行います。不在時はメッセージを預かったり、バイリンガルのコンシェルジュが通訳を行ったりすることもあります。

館内施設のほか、マンション周辺の地域情報にも詳しいことがコンシェルジュの特徴です。近隣の人気レストランや話題のサービスを知りたいときも頼りになります。

マンションコンシェルジュが常駐するような大規模マンションは、共用施設も充実しています。フィットネスジムやプール、キッズルームやゲストルームなど、館内の共有施設を利用したい方の予約受付もコンシェルジュの仕事です。

取次・手配

外部サービスとの取次や手配も、コンシェルジュが代行してくれます。日常的に利用する機会の多いものをあげると、以下のとおりです。

・郵便物や宅配物の一時預かり
・宅配物の発送受付
・クリーニングの取次
・タクシーやハイヤーの手配
・デリバリー・ケータリングの紹介

マンションのポストは大型郵便物が入りにくく、また宅配ボックスも数が限られています。そのため、忙しいなかで無理に時間を作って再配達を依頼する必要がないよう、コンシェルジュが郵便物や宅配物の受け取りを代行してくれるサービスもあります。

また、コンビニや営業所への持ち込みが難しい方のために発送受付も行っており、受け取り代行とともに人気のサービスです。

ほかにもクリーニングの取次やタクシー・ハイヤーの手配も行ってくれます。近隣の飲食店情報に詳しくない方には、人気のデリバリーやケータリングを紹介してくれるサービスが便利です。

サービス利用の注意点は、すべて無料で利用できるとは限らないことです。物件やサービス内容によっては有料です。また、住んでいる土地や年齢によっては一部のサービスが不必要な場合もあるので、コンシェルジュの有無のみで物件を選ばないよう注意しましょう。

コンシェルジュは必要?不要?気になる住人の声

マンションにコンシェルジュが常駐していることは、ひとつのステータスです。また、利用する機会がなくても、エントランスに人がいるだけで安心感を得られる住人も多いです。

しかし、コンシェルジュを雇うための費用は管理費から捻出されます。サービス内容によっては新たに料金を支払わなくてはならないこともあるので、「コンシェルジュ自体が不要なのでは」という声もあります。

購入を考えているオーナーは、マンションコンシェルジュは不要とする人・必要とする人それぞれの意見を参考に、改めて検討してみてはいかがでしょうか。

不要という人の意見

マンションコンシェルジュを不要と考える人の意見は、たとえば以下のようなものがあげられます。

・自分でできるので利用する必要がない
・コンビニも駅も近いので利用機会がない
・見かけない(受付時間外に通勤するため)
・いつも受付で立っているだけのように見える
・ほかのこと(修繕費など)に管理費を活用してほしい

「時間を有効活用できる」と感じる人がいる一方で、「自分で作業したほうが効率的」だと感じる人もいます。高級物件の多くはアクセス面や生活の利便性を売りとしているため、コンシェルジュを利用せずとも徒歩圏内にタクシー乗り場やコンビニがあることも珍しくないでしょう。

コンシェルジュを不要と考える人は働き盛りの男性が多く、「朝早い出勤で姿を見かけたことがない」ため、必要性を感じないとの声もあります。将来の大規模修繕費など、住民全員が恩恵を受けられることに費用を割くよう求める声も一定数存在します。

必要という人の意見

一方で、マンションコンシェルジュのサービスのみならず、存在自体にメリットを感じている住人も多く見られます。特に一日の大半をマンション敷地内で過ごす高齢者や、防犯面に不安を感じている女性の多くが「コンシェルジュは必要」と判断していることが分かりました。

・常に人の目があるため防犯になる
・ちょっとした会話や挨拶が嬉しい
・日常的な相談が気軽にできる
・マンションの資産価値が向上する

必要とする理由は、上記のようにマンションコンシェルジュの存在自体が精神的な安心感を与えてくれることです。エントランスに人が常駐し、出入り時に挨拶される程度でも大きな防犯効果が期待できます。

また、一種のステータスでもあるコンシェルジュは、将来的に売却などを検討する際、マンションの資産価値にプラスの影響を与えてくれる可能性もあります。

まとめ

マンションコンシェルジュは、住人が抱く日々の煩わしさを解消してくれる、心強いサポーターです。コンシェルジュがいれば、宅配便の配達時間を気にして早めに帰宅する必要も、時間を割いて人気のレストランを探す必要もありません。一部有料ですが、マンションコンシェルジュに相談することで最適な答えやサポートを得られます。

ただし、ライフスタイルや土地など、住人によっては必ずしも必要とは限らないため、マンション購入時は「自分や家族にとって本当に必要か」を基準に検討しましょう。

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