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マンションの共用施設は入居者の満足度に直結!必ず採用したい共用施設

一戸建てにはないマンションならではのメリットとして「共用施設」の存在があります。共用施設とは、住人が共用で使用できるスペースのことです。マンションの規模が大きいと共用施設も充実し、物件価値を押し上げる要因にもなります。

マンションの購入にあたっては、人気の高い共用施設を備えているかを把握することが重要だといえるでしょう。

今回は、マンション利用者に人気の共用施設と、マンションを選択する際の注意点について解説します。

需要の高い!マンション共用施設

最近はマンションの差別化のために共用施設が豪勢になる傾向にあり、「フィットネスジム」「パーティルーム」、さらには「専用庭」まで、驚くような設備を備えたマンションも多数登場しています。

一方で、生活していく上で必須になる買い物やゴミ出し、荷物の受け取りなどをカバーしてくれる共用施設も変わらず人気です。

ここでは、すべての世代に人気がある定番の共用施設を紹介します。

24時間利用可能のゴミ出しステーション

生活している中で必ず発生する家事の中でも、面倒に感じる人が多いのが「ゴミ出し」です。

マンションの場合は一戸建てと違って庭がないため、ゴミを保管しておく場所はベランダなどの一部に限られます。
仕事などでタイミングが合わずに、決まった曜日のゴミ出しが難しいこともあるでしょう。

そこで活躍するのが、24時間使える「ゴミ出しステーション」です。深夜でも時間を気にせず、好きなタイミングでゴミを捨てることができます。
ニオイが部屋に充満する心配も減るほか、虫の発生を抑えられる点でも魅力的です。

紙ごみも回収できるタイプであれば、段ボールを自宅に保管しておく必要もありません。
ネット通販で買い物をする人にとっては嬉しいサービスです。

高層タワーマンションでは、各階にゴミステーションが設置されていることもあります。
エレベーターに乗らずとも部屋着のままでゴミ出しができるため、上の階に住む人ほどありがたさを感じるでしょう。

宅配ボックス

忙しくて昼間に留守にしがちな共働きなどの家庭の場合、急な残業で頼んでいた荷物を受け取れないことは多いでしょう。
不在票を受け取って宅配業者に電話し、改めて配達の時間を決めるのは大変面倒な作業です。

「宅配ボックス」があれば時間を気にせずにいつでも荷物を取りに行けます。
生協などの食材配達業者と提携しているタイプであれば、食材の受け渡しや箱の返却を宅配ボックスで済ませることも可能です。

電子キーやカードキーがあれば自動でボックスが開くため、利用にあたって面倒に感じることはありません。

ミニショップ

郊外や地方のマンションの場合、周辺に商業施設がないことがあります。
スーパーが遠くにある場合、ちょっとした買い出しにも苦労するでしょう。
そんなときには、コンビニのように利用できる「ミニショップ」があると便利です。

施設内であれば雨や風を気にすることなく、パジャマのままで買いに行くこともできてしまいます。

ただし、住人しか利用しない点にデメリットがあります。相当な大規模マンションでもない限り、利益を残せずに赤字になるリスクがあるのです。

エントランス・ロビー

マンションの入り口にあたるエントランスと、その周辺に設けられるロビーのことです。
来客が多い人にとっては一時的な接客の場として重宝します。
とくにエントランスは外から見える部分でもあるため、そのマンションの印象を左右する重要な箇所といっても過言ではないでしょう。
また、マンションの顔と呼べる空間のため、ある程度のスペースと高級感は必要になります。

ただし、ほとんど来客がない人にとっては無駄なスペースと感じることもあります。
子供の遊び場と化すこともあり、独身の人によっては不要に感じることもあるでしょう。

また、空間が広すぎたり内装が豪華すぎたりするのは、無駄に経費がかかることになります。お金をかけすぎずにシンプルで落ち着ける空間・ある程度の広さが確保されていることが重要です。

コンシェルジュ

ホテルのコンシェルジュのように、マンション居住者の日常生活をサポートするサービスのことです。「宅配便の荷物を預かる」「タクシーを手配する」「クリーニングの受付」など、対応する業務は多岐に渡ります。

マンションのエントランスにコンシェルジュが常駐することで、防犯効果も期待できます。住人が安心して住めるため、子育て世代には特にメリットが大きいサービスです。

また、細かな要望でも気軽に相談できる点から、高齢の入居者にも人気があります。

共用施設がもたらす効果

共用施設が充実することで入居者の生活が便利になるのはもちろんですが、入居者の満足度が向上することで長く住んでもらうことができ、空室率を抑えられる経営面でのメリットもあります。

ここでは、共用施設がもたらす効果・メリットについて解説します。

コミュニティ作りがしやすい

共用施設は入居者であれば誰でも利用できるため、自然と入居者が集まって交流が生まれます。
コミュニケーションのきっかけになるだけでなく、マンション内で知っている人が多いほど防犯面でも有利です。
大地震などの災害に直面した場合には、知り合い同士の助け合いにもつながりやすいでしょう。

人気の共用施設の導入は空室対策にも

共用施設を豪華にすることで、マンションの市場価値が上がります。売却時の価格にも、共用設備の充実度が少なからず関係してくるのです。

人気の共用設備を設けることで入居率が上がり、空室対策にもなります。

規模の大きなマンションで高い入居率を維持することで、一世帯当たりの管理費負担が安く抑えられるという入居者側のメリットもあります。

共用施設についての注意点


共用施設が充実することは入居者にも投資家にもメリットばかりに思えますが、気を付けるべき注意点もあります。

共用施設付きのマンションを選ぶ際に知っておきたい注意点を解説します。

共用施設によって管理費が変動することも

共用施設の維持管理には当然お金がかかります。そのお金は入居者が毎月支払う「管理費」から徴収されるのが原則です。
共用施設が少ないマンションに比べて、必然的に管理費は高くなります。共用施設の種類によっては数千円~数万円も価格が変動することもあるでしょう。

共用施設の利用率が悪く、高い管理費を支払うメリットが感じられない場合は、管理組合の決議で廃止になる場合もあります。

必要最低限の共用施設の活用がおすすめ

入居時には便利だと感じていた共用施設も、時間が経つと使われなくなることも珍しくありません。
例えばキッズルームは子供が大きくなれば不要になり、ジムなどの運動施設は入居者が高齢者であれば使われなくなっていきます。

長いスパンで考えて、本当にお金をかける価値がある施設かを見極めましょう。

定番の共用施設はどの入居者にも人気

日常生活や家事を楽にしてくれる定番の共用施設であれば、性別や年代、家族構成を問わず人気があります。
すでに紹介した以下のような施設であれば、将来に渡って長く使うことができます。

【人気の高い定番の共用施設】
・宅配ボックス
・ゴミ出しステーション
・ミニショップ など

いずれも戸建て住宅では実現できない設備であり、マンションの利用価値を高めてくれるものです。

入居者層に見合った共用施設のあるマンション選びを

年代を問わずに使える定番以外の共用施設は、入居者の家族構成や年齢に合ったサービスを提供することが重要です。

子育て世代

子育て世代であれば「コンシェルジュのいるロビー」が防犯の面からも人気です。子供に何かトラブルがあった際もサポートしてもらえます。

また、キッズルームや庭などの遊ぶスペースがあると子育てしやすいでしょう。
ただし、これらの子供専用の共用施設は将来的に利用されなくなる可能性がある点には注意が必要です。

一人暮らし

一人暮らしが多いマンションであれば、定番の宅配ボックスのほか、コンビニ代わりに使えるミニショップが人気です。これらは一人暮らしの人が結婚して家族が増えても継続して利用されるため、優先度が高い共有設備といえます。

共働き世代

共働き世代は日中に外出しており、共用施設の利用頻度は少なくなります。その中でも利用されやすいのは、仕事に直結するサービスです。

Wi-Fi完備や冷暖房完備の図書館(ライブラリー)であれば静かな空間で仕事に集中でき、テレワークなどで自宅仕事している夫婦でも利用できます。

パーティルームが設置されていれば、自宅に招かずとも会社の上司や同僚を招いてパーティが可能です。部屋の掃除をする時間がないほど忙しい人に向いています。

まとめ

今回は、マンションの物件価値を高めてくれる共有設備について、人気の設備とメリットや注意点について解説しました。
共用施設は入居者の利便性を高めてくれる反面、管理費の負担が増大するデメリットがあることに注意しましょう。

投資用マンションを購入する際は、「入居者層に合った共有設備になっているか」について確認してから選択してください。