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大阪市都心部分譲マンション市場動向 ~2019年8月度

新規デビュー物件から見る、大阪市都心部のマンション市場動向

2019年8月の大阪市都心部(北区・中央区・西区・浪速区・天王寺区・福島区)の分譲マンションの新規供給戸数は14物件、259戸(このうち※新規デビュー物件は4物件、207戸)であった。前年(2018年)8月の分譲マンションの新規供給戸数に比べて、47%の減少となった。8月は、総戸数100戸を超える大規模の新規デビュー物件が見られず、新規デビュー物件は、中小規模の投資用ワンルーム分譲マンションと、単身者向けコンパクト分譲マンションの供給しかなかった事から、低水準の供給となった。区別では、北区28戸、中央区45戸、西区128戸、天王寺区2戸、福島区56戸、浪速区では新規供給は見られなかった。
※8月の新規デビュー物件は下記の通り。

     

  • シーンズ大手前1期1次~4次(総戸数42戸、分譲戸数35戸)
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  • エスリード中之島クロスゲート(総戸数72戸、分譲戸数72戸)
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  • エスリード福島ブレイブ(総戸数56戸、分譲戸数56戸)
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  • ララプレイス大阪新町ヴェレ(総戸数44戸、分譲戸数44戸)

大阪市都心部の平均坪単価と推移 ~2019年8月度

8月の大阪市都心部の平均坪単価は@278.6万円/坪。前月に続いて2ヶ月連続で下落となった。区別では、北区@319.6万円/坪、中央区@278.6万円/坪、西区@259.0万円/坪、天王寺区@314.3万円/坪、福島区@268.9万円/坪で、北区、天王寺区の平均坪単価が@300万円/坪を上回った。平均価格は3,184万円で、3ヶ月ぶりに4,000万円を下回った。当月は専有面積が狭い、投資用ワンルーム分譲マンションを含む、コンパクト分譲マンションの供給が多かったこともあり、平均価格は低水準となった。

初月成約率100%の人気物件は?

8月の初月成約率は98.8%で、前年同月に比べ2.9ポイントアップしている。初月成約率100%の物件が、14物件中12物件と多く、初月成約率は今年に入って最も高かった。中でも、「グランドメゾン新梅田タワー THE CLUB RESIDENCE 1期3次」(総戸数874戸、販売戸数25戸)をはじめとする超高層マンションや、「シーンズ大手前1期1次~4次」、「エスリード中之島クロスゲート」などの単身者向けコンパクト分譲マンションや、投資用ワンルーム分譲マンションが初月成約率100%で好調な売行きであった。

※データ出典:有限会社エム・アール・シー

著者情報

株式会社工業市場研究所 大阪事業所 所長 久田亮介