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大阪市都心部分譲マンション市場動向 ~2019年10月度

新規デビュー物件から見る、大阪市都心部のマンション市場動向

2019年10月の大阪市都心部(北区・中央区・西区・浪速区・天王寺区・福島区)の分譲マンションの新規供給戸数は17物件、535戸(このうち※新規デビュー物件は4物件、399戸)であった。前年(2018年)10月の分譲マンションの新規供給戸数に比べて、25.8%の減少となった。区別では、北区85戸、中央区45戸、西区41戸、天王寺区262戸、浪速区89戸、福島区13戸で、天王寺区で200戸を超える供給が見られた。
新規デビュー4物件のうち、3物件は投資用ワンルーム分譲マンションであり、実需向けの分譲マンションは、定期借地権付き分譲マンションとなる「シエリア大手前」のみであった。

※10月の新規デビュー物件は下記の通り。

  • シエリア大手前1期(総戸数56戸、分譲戸数18戸)
  • プレサンス谷町九丁目駅前(総戸数252戸、分譲戸数252戸)
  • ララプレイスOSAKADOME CITYフトゥーロ(総戸数40戸、分譲戸数40戸)
  • エステムコート難波サウスプレイスⅣラグシー(総戸数89戸、分譲戸数89戸)

大阪市都心部の平均坪単価と推移 ~2019年8月度

10月の大阪市都心部の平均坪単価は@279.8万円/坪で、前月より2.7%下落した。区別では、北区@333.7万円/坪、中央区@257.7万円/坪、西区@262.8万円/坪、天王寺区@250.2万円/坪、浪速区@270.3万円/坪で、北区の平均坪単価が先月に引き続き@300万円/坪を上回った。平均価格は2,993万円。当月は専有面積が狭い、投資用ワンルーム分譲マンションを含む、コンパクト分譲マンションの供給が多かったこともあり、平均価格は前月に続き、低水準となった。

初月成約率90%超や100%の人気物件も

10月の初月成約率は92.5%で、前年同月に比べ2.1ポイントアップしている。17物件中9物件が初月成約率100%をマークするなど、好調物件が多く、初月成約率は高水準を維持している。

※データ出典:有限会社エム・アール・シー

著者情報

株式会社工業市場研究所 大阪事業所 所長 久田亮介